仕事と子育ての両立に完璧は求めない
女性の社会進出や不景気など様々な要因で夫婦共働きという家庭も珍しくなくなってきています。
共働き二人で働くので家計が楽になるというメリットがありますが、子育てをするときには大変です。
社会人として仕事は責任を持ってやらなければいけませんし、子供はいつ病気やけがをするかわからないし授業参観や運動会といった学校の用事もこなさなしていきます。
子育てと仕事を両立させるためには、精神的にも肉体的にも頑張らなければいけません。
いちど立ち止まって自分の置かれている状況を見直せば、もっと上手く立ち回ることができるかもしれません。
妥協することが必要!
相反するような2つを両立させるためには、何が必要なのかというと第一にある程度の妥協です。
どれだけ優秀な人でも子育てと仕事で、何も失敗をしないというのは至難の業です。
失敗をしてしまったとき、それで全てが終わるように感じるかもしれませんが、どちらもそれ以降続きます。
そこで立ち止まっても仕方のないことです。それよりも、行き届かない部分があるかもしれない、ということを前提で、出来ることをして失敗したらすぐにカバーできるようにすることです。
優先順位をつけること
そのためにも、やることには優先順位をつけて動きましょう!
絶対にやらなければいけないことを先にやり、そうではないものは出来なかったとしても受け入れてやることです。出来なかったことをいつまでもひきずっても、疲れてしまうだけです。
いっそのこと、お金で解決できる部分は、自分ではなく他人に任せてみるという方法もあります。
例えば家事代行を頼んだり、食材はネットスーパーや宅配サービスの定期購入などを使ってみるのです。
出費が増えるので働いて稼ぐメリットは多少なりとも減ってしまいますが、時間と手間を節約できることで本当にやらなければいけないことに集中出来ます。
全部自分でやらなくてもいいと思うこと
第二に、1人で何でもやろうとは考えないほうがいいです。
家庭であれば配偶者や身内の助けを借り、職場であれば同僚たちの助けを借りることを避けるべきはありません。
もちろん、自分が何もせず頼り切り、となれば、嫌われて孤立してしまいますが、そうではなく足りない部分を助けてもらうというのであれば問題はないはずです。
早退したときには次の出勤日にフォローをしてもらった同僚たちにお礼のお菓子をあげる、といった気配りをしておけば、職場の空気を壊すこともありません。
意外と難しいのは、父親が子育てに積極的ではない場合です。
それ母親の仕事だという固定観念があって、辛いという言葉を聞き入れてくれないとき、その苦しみを1人で抱えてしまうことになります。
そんなときには母親がいない状態を経験させて子育ての大変さを経験させる、といった方法で説得してみるのです。それでも変わらないようであれば、もう性格を変えるのは無理でしょうから家事代行などでカバーしていきます。
最後に
自治体によっては共働き世帯に対して、格安で子供の預かりや送迎をしてくれたり、ヘルパーの派遣をする制度などがあります。
公的な支援は受けられる条件が細かく決まっている事が多いですが、利用できるときに利用しておけば子育ての負担が減って仕事に集中しやすくなるのではないでしょうか。
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