どーも、さるちーです。
1月に入り、寒い冬真っただ中。
この季節に必ずと言っていいほど流行するのがインフルエンザですね。
私もインフルエンザにかかったことがありますが、かなり辛いですよね。
できることならかかりたくないので、一応、対策はしています。
一般的なインフルエンザ対策と言えば
手洗い
うがい
マスク着用
予防接種(ワクチン)
これらはよく耳にするし、これぐらいのことやっていればかなりの確率で阻止できるみたいです。
でも、どれも100%防げるわけじゃないので、注意したいですね。
インフルエンザに効くビタミンの話
もっと予防の確率上げたいよ!って方はビタミン摂取なんてどうでしょう。
私も最近知ったんですが、インフルエンザに効くビタミンがあるみたいなんです。
それは、
ビタミンD
なんだって。
「The American Journal of Clinical Nutrition」っていう生物・薬学分野ではかなり有名で、世界でも影響力のある学術ジャーナルに載ってた情報らしいのですが。
えっ!?
ビタミンCじゃないの?
D?
って思いましたが、ビタミンCは風邪予防でしたね。
インフルエンザは風邪じゃないってことは知ってましたが、なんとなくビタミンCって効果ありそうって勝手に勘違いしてました。
このビタミンD効果のことは世界的に有名な医学誌的なのに載ってるそうなんで少なからず信憑性あるでしょう。
あまり世間に知られてないような気がしますが、耳よりな情報だったんで、Dのひみつを書いていきます。
ビタミンDのひみつ
ビタミンDというのは、人間の体に自然にあるものではありません。
つまり、食べ物から摂取する方法と日光(紫外線)を浴びて体内で生成させる方法があります。
役割としては、カルシウム吸収などの「骨を強くする」、「免疫バランスを整える」の二つが知られていますよね。
ビタミンDは、骨の形成に関わる栄養素の役割ばかり注目されていたんですが、最近では免疫バランス調整の役割が注目されているそうです。
ある研究で、日光中の積算紫外線量と血液中のビタミンD濃度を月ごとに調べてみたところ、8月はビタミン濃度が一番高く、2月が一番少ないことがわかったそうです。
つまり、日照時間が少ない2月にインフルエンザが大流行するってことは、
ビタミンD不足なんじゃね?
ってなりますよね。
こんな検証も行われたそうです。
6歳〜15歳の、日本の小中学校の児童・生徒を対象に、半数の167人には1日あたりビタミンD30㎍(マイクログラム)入りの錠剤を、残りの半数には入っていない錠剤を、冬の4ヶ月間投与した。
その結果、ビタミンDなしの子は31人がインフルエンザを発症したが、ビタミンDを飲んだ子は18人で済んだ。
発症率にすると18.6%と10.8%の違いにあたるということなので、ビタミンDの効果は少なからずあると思われます。
じゃ、ビタミンDを取ろう!
ビタミンDの摂取方法
先ほども言ったように、ビタミンDの取り方は食べ物、太陽光(紫外線)を浴びるの2択になります。
一日のビタミンD摂取量
推奨値:5.5㎍~上限値50㎍となっている
*ビタミンDは脂溶性ビタミンのため過剰摂取すると高カルシウム血症などの健康障害が起こり得るので摂りすぎには注意しましょう!
ビタミンDを多く含む食べ物
魚類
あんこうの肝、しらす干し、鮭、さんま、さば
きのこ類
きくらげ、しいたけ
肉類
牛のレバー、豚のレバー、鶏のレバー
他にもたくさんありますが、このあたりは有名なところですね。
バランスの取れた食事を心がけたいですね。
太陽光でビタミンDを生成するために必要な時間
成人の両手の甲と顔を合わせた皮膚面積でビタミンD(5.5㎍)を生成するために必要な時間
7月 | 12月 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
9時 | 12時 | 15時 | 9時 | 12時 | 15時 | |
札幌 | 7.4分 | 4.6分 | 13.3分 | 497.4分 | 76.4分 | 2741.7分 |
つくば | 5.9分 | 3.5分 | 10.1分 | 106.0分 | 22.4分 | 271.3分 |
那覇 | 8.8分 | 2.9分 | 5.3分 | 78.0分 | 7.5分 | 17.0分 |
*国立環境研究所参照
上記の表を見れば、冬期の場合は紫外線量も少なく、長時間の日光を浴びないと生成されません。
寒いし、冬に日光浴なんてビタミンDが不足になるのも納得ですね。
紫外線の避け過ぎも注意
紫外線は浴び過ぎは肌に良くありません。
しかし、日焼け止めを塗り過ぎて紫外線を全く浴びないのもビタミンDが体内で作られない原因になるようです。
適度な日光浴は必要ですね。
サプリメントでビタミンDを補充
必要なビタミンDを毎日の食事や日光浴だけで取るのはなかなか難しいものです。
やはり、ビタミンDを効率よく取るならサプリメントが有効ですね。
こんな方におすすめ
・魚、きのこ、レバーをあまり食べない
・日中外出することが少ない、日に当たらない
・過剰な紫外線対策をしている
ビタミンDが不足しがちな冬期の12月~2月のみでもサプリメントで補充すれば、インフルエンザ予防になりそうですね。
まとめ
インフルエンザ予防にはビタミンDが効果的
・ビタミンDには免疫力を高める効果がある
・ビタミンDは、食品から取る方法と太陽光(紫外線)を浴びて体内で作る方法がある
・冬は日照時間が少ないので、ビタミンD不足になる
・食品や日光浴の補充としてサプリメントを利用する
これからピークを迎えるインフルエンザ予防の一つとして参考にしてみてはいかがでしょうか。
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