マイホームへの道
「家を買おう!」と決めたものの、何をどうすればいいの?
住宅購入ってどんな流れで進めていけばいいの?
何から始めたらいいのか全くわかりませんよね。
もちろん、私も全く分からないだらけのスタートでした。
経験したことのない買いものだから当然なんですけどね。
いつかマイホームを夢見る方にとって、住宅購入についてあらかじめ一般的な流れを知っておくことは重要です。
購入までにどのような手続きや作業が必要になるのかポイントを押さえておくと良いでしょう。
普通の人なら人生で1度きりの大きな買い物です。しかも、人生の大半をかけて(ローン)支払っていく大きな買い物です。失敗はしたくありませんよね。
そこで、家を買うまでの基礎知識と流れを私の経験も交えながら7つのステップでご紹介したいと思います。
この記事を読んで、少しでも不安や悩みを解決し、マイホームへの道の第一歩に役立てていただけたら幸いです。
STEP1:要望をまとめる
家づくりの第一歩として、家に対して家族の要望をまとめておきます。
どんな家にするのか、しっかり家族で話し合いましょう。
【例えば】
・子供部屋と自分の書斎は欲しいから4LDKは必要(部屋数)
・趣味のバイクや自転車をいじりたいから広いガレージが欲しい
・アイランドキッチンがいい
・広いクローゼット(収納)が欲しい
・駐車スペースは2台分は欲しい
・学校が近いから〇〇の地域がいい
・定年までにはローン完済したい
など、挙げればキリがないですが。
夢は膨らませておいて、まずは、楽しい家づくりの第一歩を踏み出しましょう!
そして、現実は後から見ましょう(笑)
ここで大事なのは、要望の優先順位を付けておくことです!
すべての要望を取り入れてしまうと、すごい金額になってしまうので、ある程度絞っておく事をおすすめします。
もちろん優先順位だけ付けておいて、建築会社との打ち合わせの際に、予算からはみ出すようなら消していくというのもいいと思います。
【私の家の場合は】
①子供の事を第1に考え、学校、病院などが割と近い。
②○○市から○○市辺り
③1部屋は和室がほしい
④自分の部屋か書斎などのスペース
⑤太陽光発電の設置
⑥定年までにローン完済したい
ぐらいだったと思います。
要望はそれぞれ違うのでよく話し合ってある程度まとめておきました。
1人だけの要望にならないように家族みんなでしっかり話し合い決めましょう!
STEP2:期限を決める
何事も計画は大事ですよね?
目標のないままスタートしてもダラダラしたりとなかなか前に進みません。途中で、家を買う目的さえ見失ってしまいます。
まずは、しっかり実現可能な期限を決めておきましょう。
【例えば】
・来年の10月までに入居したい
・子供の保育園、小・中学校入学(3月)までに入居したい
など、いつまでに実現したいかを決めておきましょう。
注文住宅なら半年〜1年ぐらい、建売住宅なら3ヶ月〜半年ぐらいは必要なので、期限から逆算して進めていきましょう!
【私の家の場合は】
子供の幼稚園の入園式(3月)までには入居したいと決めていましたので、約一年前から行動を開始しました。休みの日はよく住宅展示場などに見学に行ってましたね。
初めは注文住宅の会社2社に絞って進めていましたが、途中で家族の要望に近い建売住宅が見つかり購入しました。
「家を買うぞ!」って決めてから約半年後(10月)には新居生活をスタートさせることができました。子どももそこから幼稚園に通っています!
STEP3:資金計画
要望や期限目標がきまったら、次に予算を決めます。
何となく買って失敗したなんて事になったら大変です。家を買ったはいいものの、生活が苦しくて手放すなんて事になったら、元も子もないですよね。
後で後悔しない為に、しっかり計画を立てておきましょう!
その為にはまず、生活設計に必要なお金、自分たちが準備できる資金などを把握し、月々のローン返済可能額を算出しておきましょう!
資金については家の貯金額を把握し、さらに親に援助の可能性があるか事前に確認しておくと良いですよ。
ローン返済可能額も、現在の生活費からみていくと分かりやすいですよね?
単純に今の家賃からいくらまでなら上げても生活ができるのかを考えてみます。
【例えば】
10万円なら 10万×12ヶ月×35年=4200万
8万円なら 8万×12ヶ月×35年=3360万
などのパターンを計算して、自分の生活設計に基づいて予算を決めていきましょう!
あくまでザックリ計算ですが、毎月のローン返済可能金額がわかれば自ずと収入に見合った借入金額がわかります。
【私の家の場合は】
まず、生活費にいくら掛かっているのか洗い出しました。
家賃 ○○円
電気代 ○○円
ガス代 ○○円
水道代 ○○円
保険代(生命保険・学資など) ○○円
食費 ○○円
・
・
・
合計○○万円
など計算した結果、1.5万~2万円ぐらいしか無理だとわかり、しかも、ギリギリの生活になりそうだったので本当に家なんて買えるのか?って思ってました(笑)
そこで、無駄なお金を見直すことにし、月々の合計生活費は変わらず1.5万~2万円をローン返済額に上乗せできました!
どんな事かと言うと、
ほとんど使ってないプランの解約(月額○○円で使い放題、見放題など)、保険代の見直し、携帯電話のプラン変更、ネット回線の乗り換え、太陽光設置で電気代削減などです。
生活費を洗い出す事によって、無駄なお金や減らせそうなお金がみえるのでぜひ、隅々まで見直してみてください。
STEP4:依頼先を選ぶ
第一に、まずは情報収集が必要です。
希望エリアにはどのような物件があり、どのくらいの販売価格で売られているのか相場を知っておきましょう。
物件サイトでエリアや間取りなどの大まかな条件を検索しておくのもおすすめです。
それらを眺めているうちに希望の条件がしっかり固まってくることもあります。その中で、もっと詳しく知りたいと思える物件が見つかれば、問い合わせを行います。
新築ならモデルルームに行ってみるのも一つです。問い合わせ先の会社に連絡を取り、見学の段取りをしてみましょう。
こだわりのポイントや相場観など、納得できるものが見つかるまで、条件やエリアを広げて探していきます。
住宅展示場などはたくさんの建築会社や工務店のモデルハウスが見学できるのでおすすめです!
【私の家の場合は】
住宅展示場に行ったり、ネットで調べたり、郵便物のチラシなどで興味のあるものは見学に行っていました。
たくさん情報収集した中で、自分自身の優先順位を整理して、希望に沿った家をつくってくれる(間取りや予算など)会社を選び、納得できるところに決めましょう。
STEP5:プランを決める
注文住宅の場合は、ここから家づくりが始まります。
間取りや住宅設備、使う建築材料などを営業担当者と話し合い決めていきます。
1番楽しいところでもあり、1番モメるところでもあります。
しっかり家族で話し合っておかないと夫婦仲が悪くなりますね笑
外壁や壁紙の色ひとつでも「白がいい」、「黒がいい」と夫婦でモメるようです。
また、営業さんによってはどんどん話を進められて、こちらが望んだものじゃなく、営業さん一押しのものになったりするので、必要ないものははっきり断りましょう。
本契約前なので、見積もりもしてくれるはずですよ。
【私の家の場合は】
3、4社から見積もりを貰って比べたりしてましたし、こういう間取りだとどれくらいになります?と言って交渉はしてましたね。
1社だけだと妥当な金額かどうかわからないので、2、3社は話を聞くことをおすすめします!
STEP6:購入申し込み(契約)
その後、その物件を購入する申し込みを行う流れとなります。
建売住宅の場合はSTEP5はなしになります。
新築の場合は申込証拠金も必要になることもありますし、購入意志が固まったら、申し込みと同時に住宅ローンの審査を受けるケースがほとんどです。
実際に住宅購入するにあたりローンを組みことができるのか、またどのくらい借りることができるのか、金融機関による事前審査が行われます。
これが通過しなければ契約にこぎつけることができないため、無理のない資金計画が必要ですね。
もちろん、契約内容についてはきちんと確認しておく必要があります。
可能であれば契約日より前に重要事項説明書や契約書といった書類のコピーをもらい、熟読したうえで契約日を迎えることが望ましいです。
正式に契約を迎えることになったら、不明点や疑問点はしっかり解消できるように質問し、納得したうえで署名を行います。
契約後に買い手側の都合で契約解除する場合は、手付金の放棄、さらに所定期間が経過した後は違約金も発生するため注意が必要になってきます。
契約成立したら住宅ローンを正式に申し込みます。
本審査を経て承認されると、金融機関との正式なローン契約が結ばれます。
なお、物件の引き渡し前には内覧チェックをしっかりしておくことも大事です。
引渡し前に気になる点は解消してもらいましょう。
注文住宅なら家の建築が始まり、建売住宅なら引き渡しに入ります。
STEP7:引き渡し
後は残金決済を行い、念願のマイホームの引き渡し、入居の流れとなります。
住まいの鍵を受け取り、司法書士による登記が終われば新生活が始まります。
まとめ
今回は、住宅購入についての基本的な流れを説明してみました。
1・要望をまとめる
2・期限を決める
3・資金計画
4・依頼先を決める
5・プランを決める
6・申し込み(契約)
7・引き渡し
納得できる住宅購入の為にも、家族とよく話し合い進めていきましょう。
では。
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